オペラシティ東天紅あらすじ(2023年4月)

オペラシティ東天紅あらすじ(2023年4月)

オペラシティ東天紅での演劇ごはん本番当日。

演劇ごはんスタッフの井上と野村が開宴前の準備をしている。

お客様は前菜やスープを楽しんでおり、東天紅スタッフもどことなくそわそわしている。

お客様の中にも演劇ごはん「楽しみなんです」とはしゃいでいる方もいる。

開宴時間となり、井上が前説をし始めたが、何やら今回の演劇ごはんは初の試みをするとか。

「【皆で人助けをしてお客様皆でお芝居しよう!】というコンセプトに急遽変更しました!」

どうやら、演劇ごはんは当初、東天紅の店舗の方でお芝居をやる予定だったが、たまたまその日にバンケットで結婚パーティーを挙げるのが井上の後輩である島村優という男で、その島村が結婚パーティーの招待状を送るのを忘れてしまったと井上に助けを求めたのが事の始まりらしい。

優柔不断な島村は付き合っていた当時も優柔不断が理由で彼女である千奈美とよくケンカをしており、プロポーズの時に「もう優柔不断は止める!」と断言したゆえにミスしたことは絶対に知られたくないのだ。

だから、いまここにいる演劇ごはんのお客様に自分の結婚パーティーに来た招待客の振りをしてほしくて、それで井上の協力の元みんなをバンケットに集めたということだ。

井上からも何とかお客様にお願いし、皆で協力する事に…。

ただ、お芝居をすると言っても何をして良いかわからない。

そこで、演劇ごはんが用意したのは、お客様の手元にあるお客様の名前が書かれた名札。

その名札の裏には新郎新婦との関係性を示した「役」が書かれていた!!

一同からどよめきや笑いが起こるが、何とかその「役」を演じて頂くことに納得してもらう。

と、ここで新婦が来る前にお食事タイムで海老のチリソース炒めを食す。

皆食べ終えたころに、東天紅スタッフから色紙が1枚渡される。

「パーティーが終わるまでに全テーブルに回してお客様に一言づつ書いてもらいましょう」と。

そして、結婚式開始。

新郎新婦入場し、式次第に沿って、同級生(役)や恩師(役)のお客様からお祝いの言葉を頂戴していく。

新婦にバレそうになりながらも、気付かれないよう皆でお芝居をして綱渡り…。

乾杯まで終了したところで、お食事タイムで豚肉の鎮江黒酢風味を食す。

その後も、式次第に沿って、お色直しや各テーブルとの記念撮影、ゲーム大会など新婦にバレないようにヒヤヒヤしながら進んでいく。

しかし、さすがにおかしいと思った新婦。

ゲームの時に、新郎に嘘ついてるかどうか問いかけるが新郎はついてないと言い張った。

怒って出ていく新婦。

呆然と佇む新郎。

しばらくして、皆に説き伏せられ新婦を追いかける。

が、そこに、一人戻ってくる新婦!?

どうやら新婦は招待状の送り忘れからすべて知っていたらしく、いつまで新郎が嘘をつくのか、かっこつけないでありのままでいてほしいという想いをわかってもらうために井上と一緒に計画したことだった。

お客様も新婦の想いを知り、新郎を呼び戻すためお客様(役者)の一人が外に出ていく。

ここで、新郎が戻るまでお食事タイムとなり五目焼きそばを食す。

新郎がようやく戻ってきたので、誓いの言葉を交わすために皆でチャペルに移動。

式が始まるが相変わらずの新郎。

新婦が新郎への想いを伝える。

「ありのままの優がいいの。そんな優を好きになったの」

新郎も新婦の想いを受け取り、改めて誓いの言葉を述べる。

東天紅スタッフからもお祝いの言葉が…。

「無理に格好つけないでいいじゃないですか。優さんは、今日、東天紅を高級レストランって言われてましたよね?でも東天紅は単純に美味しい中国料理を多くのお客様に食べていただきたい。その想いから創業された店なんです。だからね、格好つけた店じゃないんです。お客様がリラックスして食事を楽しめるそんな店なんです」

結婚パーティー中に回して頂いたお客様からの色紙と感動の夜景をバックにお開きとなる。